新体制


2月1日より新体制がスタートしました。

かつてマンチェスターユナイテッドやスペイン代表で活躍し、昨年夏まで2年間、日本代表GKコーチだったリカルド・ロペスをテクニカル・ディレクターとして迎えました。コーチ陣も新たに、森亮太U-18監督、左枝篤U-13監督、南里雅也U-12監督、木下洸太郎レディース監督、佐々木和之テクニカルスタッフが加わりました。

クラブ創設3年目を迎える今季は、新たな飛翔の年と位置づけ、これまで基礎を築いてきたものをさらに世界基準をテーマに進化させるべく、大幅に人事を刷新しました。

クラブでも代表でもまさにトップを経験して来たリカルドを筆頭に、コーチ陣も森と左枝がスペインで経験を積んでスペイン語も自在に話せます。南里もU-12の世界で町クラブをJクラブに匹敵する強豪に育て上げた実績を持っています。

リカルドがクラブレベル、代表レベルで世界のトップとして活躍してきた経験をクラブに落とし込んでもらって、コーチ陣が日常のトレーニングだけでなく、オフザピッチに至るまで、勝者のメンタリティを浸透させていきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。

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アメリカという新たな道


1月にうちのグランドで調整しにアメリカ・MLSのトロントFCに所属するMF遠藤翼選手が来てくれました。
遠藤選手は息子の志有人とJFAアカデミー福島の同級生で、アカデミー卒業後にメリーランド州立大に進学し、昨年1月に開催されたMLSのスーパードラフトでトロントに1巡目指名されて加入しました。
これまで日本人のサッカー選手が海外でプロを目指す場合に、欧州を目指すことが主流でした。そこをカナダの名門大学で勉強とサッカーを高いレベルでこなしながら、ドラフトによって、アメリカ最高のサッカーリーグであるMLSのチームに加入するというのは日本人初で素晴らしい道を切り開いてくれました。
遠藤選手は体が小さいこともあって、JFAアカデミー福島時代も決してレギュラー選手だったわけではなく、それでもしっかり夢を持ち続けて、カナダの名門大学で英語をマスターし、サッカー選手として成長を続け、とうとう頂点まで上り詰めたんです。トロントFCには元イタリア代表のスーパースター、ジョビンコ選手も所属していて、開幕先発の座を射止め、先発5試合目には初ゴールも記録しました。
アーセナルSS市川の選手にも、アメリカ、カナダやオーストラリアの大学で学びながらサッカーを続け、プロを目指すという道もあることを知ってほしいです。

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