アメリカという新たな道


1月にうちのグランドで調整しにアメリカ・MLSのトロントFCに所属するMF遠藤翼選手が来てくれました。
遠藤選手は息子の志有人とJFAアカデミー福島の同級生で、アカデミー卒業後にメリーランド州立大に進学し、昨年1月に開催されたMLSのスーパードラフトでトロントに1巡目指名されて加入しました。
これまで日本人のサッカー選手が海外でプロを目指す場合に、欧州を目指すことが主流でした。そこをカナダの名門大学で勉強とサッカーを高いレベルでこなしながら、ドラフトによって、アメリカ最高のサッカーリーグであるMLSのチームに加入するというのは日本人初で素晴らしい道を切り開いてくれました。
遠藤選手は体が小さいこともあって、JFAアカデミー福島時代も決してレギュラー選手だったわけではなく、それでもしっかり夢を持ち続けて、カナダの名門大学で英語をマスターし、サッカー選手として成長を続け、とうとう頂点まで上り詰めたんです。トロントFCには元イタリア代表のスーパースター、ジョビンコ選手も所属していて、開幕先発の座を射止め、先発5試合目には初ゴールも記録しました。
アーセナルSS市川の選手にも、アメリカ、カナダやオーストラリアの大学で学びながらサッカーを続け、プロを目指すという道もあることを知ってほしいです。

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